進化した母上 [家族]
携帯を持って、はや何年になるのだろう・・・
とは、「元祖へなちょこ」・・・ねこにん母のことであるが、
確か5~6年も前になるのかと。弟が母にプレゼントしたのだ。
母は当然のことながら、文明について行けてナイ。
未だにビデオの録画すらできない。
やる気もない。
そんな母が。
母が携帯のメールを(自分のちからで)読めるようになりました!!(感涙)
・・・あ、いや。
親不孝な私が、年末年始を挟んで約二ヶ月、電話一本いれず、実家を放置プレイしたことも、きっかけだったのかもしれないし。
とにかく、母が携帯のメールを(自分のちからで)読めるようになりました!!(感涙)
私のお陰で!!
(・・・いやいやいや、どこまで私は似てきたんだろうか、ラスカルさんに!!)
さすがに、泣きの留守電が入って、「話があるから会いたい」と物々しいメッセージが。
大体が会ったら会っていた時間の分だけ、愚痴を聞かされるのがオチなのだ。もううんざりなのだ。電話したってそんなんだから、二ヶ月も、電話したくなくッて、「ファルダ、ファルダ」(←明日明日)と思っているうちにこんなに月日が・・・というか、新年が来ちゃったのだ。
実際、会ってみて、近況から最近の夫婦喧嘩~父はこの二ヶ月母と口を利かず、家では一切食事をしていないという、じつに[寒いお話]のオンパレードだ。
マジ勘弁して欲しいものだ。
そんな中で。
「カンタン携帯」なるものに話が及んだ。
弟が母に買い与えたのはAU。
彼女が使いこなせる機能は「電話をかけたり受けたりすること」。いやもちろんカメラもメールもついてますよ??
しかし!!
それらは彼女にとっては「得体の知れないボタン」でしかなかった。
本当によくある話だが、最初は「使わない時」には電源すら切っていた母。
・・・電話通じないジャン。
電話がかかてっきたら、電話のマークを押せ・・・そう教えられて、電話を切るほうのマークを押してしまう母。それでは着信と同時に電話を切られていることになってしまい、いつまでもお話ができない(涙)
だから、電話通じないジャン・・・OTL・・・。
しかし、最近それを克服したらしく。ありがたいことに「着信拒否のような即切り」はなくなりました。
電話に出えもらえるって、こんなにありがたいんだ・・・うううう(泣)
(あれ?私が調教されてる・・・?)
まぁそんなこんなで(どんなだ!?)携帯の「メールの見方」について、二時間!
マンツーマンで特訓しました。
以前だったら、「なんでこんなこともできないの?」と、イライラして教えていたものの、ここはひとつ「褒めて教育」作戦。
・・・読めるようになりました!!
すごい!私!!(お前がかよ!)
怒らずに、母に教えるコトができたわ!
ひたすら、母を褒めました。
ヒトって、大人になっても褒められるのって嬉しいものなんですね。
実家から帰る途中も、何回かメールして。
留守電に「ちゃんと読めてるよ~」と、母の声。
ううううう。
明日になったら忘れてないだろうな~~~(不安)
翌日も、その翌日も、通勤時間にちょっとしたメールを毎日送りました。
母は、きちんと読んでくれたようで。
そうなると。
自分も返信したいと思うのが自然の摂理。
いや、母に限っては、もう、本当に『やる気』が問題な訳で。
「返信の仕方を教えろ」と、留守電がキタ。
そんな、使いかた知らんメーカーのもの、電話ではよう教えられんわ、と、また今度会ったときに教えるから~~なんて、メールを送った。
そしたら。
三日後。
メール返信キターーーー!!
教えてもいないのに!!(普通のヒトにはすぐ解る機能の筈なんだけれど)
あまりの嬉しさに、お昼休みに電話しました。
マニュアルも無いのに(捨てたか無くしたかしたらしい)、よくできたね~~と。
もう、褒めて褒めて褒めまくり!!
子犬を調教するが如く!
ご本人も、いたくご満悦で。
それからは、メールを送ると、ぎこちない文章がかえってくるようになりました。
まだ変換機能とか、上手く使いこなせないのでしょう。
「おはヨウ起用もさむぃねめるありがとぅ」
こうなると親馬鹿ならぬナニ馬鹿っていうんでしょう。
進化した母が嬉しいです。
例え、昔の刑事ドラマの誘拐犯が送りつけてくる脅迫文みたいなちぐはぐな変換でも・・・。
母、進化したね!
よくがんばった!
さすが、私の母!(結局そこか・・・OTL)
今度は作文、教えようね。
こんにちわ★ご無沙汰しております、以前「あまみや」のニックネームでお世話になりました!
やっぱりねこにんさんの話はおもしろーい!
またのぞかせてもらいまーす!
by lightsflower (2007-03-13 18:04)